富士フイルムプレスケールフィルム

富士フイルムプレスケールフィルムは、圧力、圧力分布、圧力バランスを正確に測定できます。 圧力がかかるとフィルムに赤い斑点が現れ、さまざまな圧力レベルに応じて色の濃度が変化します。

特徴：
接触圧力の分布/均一性を簡単に目視で確認
異なる濃度の色で示される接触圧力は、数値に変換することもできます
特別な装置や機器を必要とせず、低コスト
迅速な測定により、一目でわかる画像が得られます

アプリケーション：
スマートフォンおよびタブレットコンピューター業界
自動車産業
食品・製薬業界

富士フイルムプレスケールには、さまざまな圧力範囲に対応するために8つのタイプが用意されています。 (7.25のPSI – 43,500のPSI)(0.05 – 300 MPa)

プレスケールの構造
プレスケールには、2枚タイプとモノシートタイプの2種類があります。 2枚タイプは、2枚のフィルムにそれぞれ発色材と発色剤を塗布したタイプです。 薬品を塗った面を重ねて使用するタイプです。 モノシートタイプは、発色材と現像剤をコーティングした単層ベースフィルムです。

Prescale のしくみ
発色層のマイクロカプセルが圧力によって破壊され、無色の染料が現像液に吸収され、化学反応を起こして赤色になります。 発色材料を配合したマイクロカプセルは、大きさや強度を変えて均一に塗布することで、圧力に応じた色濃度が得られます。

圧力チャート
標準チャートを確認することで、圧力値を目視で確認することができます。

※点線で表した部分は許容誤差範囲を超える場合がありますので、あくまでも参考値としてご利用ください。

※プレスケールは、温度・湿度条件に応じて曲線A、B、Cを選択して使用します。

※超極低圧(5LW)、極低圧(4LW)、超極低圧(LLLW)の連続圧力の測定到達時間は5秒、測定維持時間は2分です。

※超高圧(HHS)は連続圧力専用です。

Prescaleの使い方